糠沢小の日々
★糠沢っ子が「思う存分に活動!」―一人一人の目標で!―
9月21日(木),毎日の教育活動は「教育計画・指導計画」に従って進められています。国語科,社会科,算数科・・・体育科など,教科学習の時間が大半を占めますが,道徳,特別活動,その他の教育活動も計画に従って進められています。毎日,子どもたちが「思う存分」に学習したり,活動したりできるよう先生方は準備をして,学習や活動を進めています。
1年生が校舎前で「リースづくり」をしていました。刈り取った植物の「蔓」を頭の大きさに丸めたり,手で丸めたりして形を作りました。初めは上手にできなくて,「できない!むずかしいなあ・・」など言っていましたが,「このように巻くとできるよ」とお手伝いをしました。できたリースの輪を見て,大変喜んでいました。
次に,各学年の教室や体育館を訪問しましたところ,6年生が体育館で「マット運動」を行っていました。しばらく参観させて頂きましたところ,上手に前転や後転,側転や跳び前転,倒立前転なども練習を進めていました。さらに,技の組み合わせを各自考えて,マット運動を楽しんでいました。
校庭では,糠沢幼稚園の子どもたちが,入場行進や開会式の練習,障害物競技の練習,リレーの練習など,楽しく行っていました。大変上手にできていました。本番が楽しみです。さらに,幼稚園の先生方の連携が素晴らしいものでした。
業間には,駅伝大会へ向けた練習を行いました。練習の時間になりますと,今まで曇っていた空が晴れて,太陽のエネルギーをもらいながら子どもたちは全力で走っていました。素晴らしい姿でした。
※下記の写真は,前日の放課後の練習です。
このように,どの場面の子どもたちも「一人一人が目標の達成を目指して,全力で取り組んでいる姿」に感動しました。
★糠沢っ子が「やっぱり糠沢小!」と―今日も「授業に全力」―
9月21日(木),今日も「授業」に全力投球! 糠沢小学校の「経営ビジョン」の中に,①「よきパートナー」②「和と協働」③「やっぱり糠沢小でよかった」の3本柱が設定されています。これらの3本柱にて,糠沢小学校の子ども一人一人の「学ぶ権利」を保障する学校を「築くこと」,そして「やっぱり糠沢小学校でよかった」と,言って頂ける学校とすることが最大の目標です。
目標とする学校を築くには,子どもたち全員が毎日元気に登校し,思う存分に学び,そして遊ぶことができる「環境作り」が,最低の条件ではないでしょうか。そのためには,学校の教員,職員の一人一人は勿論ですが,全教職員が「チーム糠沢小」として,「教師力(職員力)」,「学校力」を向上させるように教育活動を効果的に進めなければなりません。
子どもたちが,毎日元気に全員が登校できていることは、私たち「教職員」にとっては,最大の「教育推進エネルギー」です。子どもたちから「ああ・・。行きたくないなあ・・!」「〇〇ができないから,・・・」「〇〇の授業が分からないので,辛いなあ・・」「努力しても〇〇が,うまくできないから・・」「〇〇ができたから,明日も学校へ行きたいなあ」など,子どもたちの思いは様々です。言いかえれば,これらの心や行動は「学びのエネルギー」と言っても過言ではないでしょう。糠沢小学校としては,子ども一人一人の「学びのエネルギー」を充電し,発揮できる場と機会を設けています。それが「授業」です。私が新採用(昭和58年頃)の時代は,「教師は授業で勝負する。」と言われていましたが,今も変わらないと私は考えます。
<授業研究Ⅰ>9月20日(水)2年生,算数科(デジタル教科書活用)
<授業研究Ⅱ>9月20日(水)5年生,算数科(デジタル教科書活用)
★糠沢っ子からの応援♡「幼稚園の皆さんへ!」―集団競技練習―
9月20日(水),糠沢幼稚園の皆さんが,色々な集団競技の練習に取り組んでいました。糠沢小学校の校庭へ使用する大道具や関係する物を,職場体験に来ています中学生が幼稚園の先生と共に準備をしていました。大きな物や重い物を協力しながら設置している中学生へ,また練習をしている園児へ心温まる「糠沢っ子」からの大きな応援がありました。
本日は,紅白玉入れや集団競技等の練習を進めていました。9月30日の大運動会まで約10日間となり,幼稚園の先生方と園児たちが「大成功」を目指して取組んでいる姿に感動を覚えました。さらに,中学生のサポートも素敵です。
★糠沢っ子の「生き生きとした姿!」―中学生と共に!―
9月19日(火),19日と20日,白沢中学校から6名の2年生が「職場体験」として,糠沢小学校で学びます。19日,初めに中学生一人一人から「職場体験」の理由や将来のことについて,自己紹介して頂きました。6名共に,しっかりとした「理由」を持ち,分かりやすく「説明」ができていました。素晴らしいことです。特に,6名の中学生は一人一人がしっかりとした行動で集中して,校長からの講話を受け止めていました。(また,糠沢幼稚園にも別の中学生が「職場体験」として参加し,幼稚園児に対して運動会の練習などを進めている先生のお手伝いをしていました。)
まず,第1日目の2校時には,4年生の学習参観を行いました。内容は,「福祉教育」で,4年生の子どもたちと共に「人権」や「障がい」について考えました。その後は,1年生から6年生までの学習参観をそれぞれの計画で行いました。給食の時間は,各学年に分かれて,準備のお手伝いや楽しく給食を頂いていました。昼休み時間は,様々な学年の子どもたちと思う存分,遊んだり過ごしたりしていました。どの場面でも,中学生と小学生の「生き生きとした姿」を拝見することができました。
<19日の様子>
校長へあいさつ 4年生の学習参観
3年生との給食 2年生との給食
6年生と共に給食準備 幼稚園(練習のお手伝い)別の中学生
お昼休み(小学生と一緒に過ごす)
★糠沢っ子が「福祉教育をとおして,考える」―生きる力を向上!―
9月19日(火),4年生は福祉教育を通して「生きること」を学んでいます。今までに,高齢者疑似体験,車いす体験,手話などの体験や講話を通して「生きる力」を伸ばすために学んできました。「尊重」「平等」「思いやり」などの価値へ迫るために,「福祉教育(福祉ボランティア含む)」をテーマとして学んでいます。
今回は,視覚に障がいをお持ちの方から,日常生活での課題や工夫,行動面での課題や工夫など,様々な機器を活用し,「視覚」を補いながら生活を送っている体験談を聞くことができました。子どもたちへ分かりやすく道具などを紹介しながら説明をしてくださり,感謝申し上げます。ありがとうございました。最後に,4年生の子ども一人一人と講師の方とが,「握手と会話」で触れ合うことができました。心より御礼申し上げます。子どもたちは,「生きるとは?」ということについても考えることができました。講師の方のお言葉「明るく生きること,色々な方と対話をすることを大切にして生きています。」に感動を覚えました。子どもたちの「心の中」へ届いたのではないでしょうか?