糠沢小の日々
成人式に寄せて(平成17年度卒業生タイムカプセル)
平成18年3月、糠沢小学校からは52名の卒業生が巣立ちました。
当時の卒業文集から、52名の子どもたちの夢を回想してみました。
(平成17年度は、まだ白沢村でした。)
(子どもたちの将来の夢、こんな大人になりたい)
○エリートサラリーマン ○看護師または教師 ○一級建築士 ○ソフトボール選手
○医療事務・歯科衛生士 ○消防士 ○牧場のやとわれ人 ○カメラマンまたは美容師
○子どもから好かれる大人 ○明るくておもしろくて優しくて個性的な大人
○世界的に有名な大人 ○やさしくてずっーと若くて健康な大人
○何事にもチャレンジし健康な大人 ○仕事はまじめにやって遊ぶときは楽しく遊ぶ大人
(担任からのメッセージ)
○みなさんの強い心と行動力がさまざまな場面で生かされていくことを信じています。いつも応援しています。
○家族や友だち、お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、「笑顔」で「ボジティブ」に進んでいってください。ずっとずっと応援しています。
冬休みと第3学期(保護者の声から)
保護者のみなさんからいただいたメッセージの中から、冬休みの子どもたちのようすと第3学期へのねがいを紹介します。
○ 宿題や自主勉など進んで取り組むことができました。なわとびの練習も毎日頑張り、二重跳びやあやとびなど連続で跳べるようになりました。
○ 冬休み中は,課題を早めに済ませ、自主勉に取り組んでいたようです。お手伝いも毎日欠かさず行い大変助かりました。病気もけがもなく過ごせたことが何よりです。
○ 冬休みは、夏休みと違い宿題があまりないためか、ダラダラ過ごしていたようです。また、あまり外に出る機会が少なく運動能力はさらに低下したのではないかと心配です。
○ 学習面については、さらに難しくなったと言っていましたが、友だちに教えてもらいながら自分なりに理解していたようです。
○ 勉強は計画的にこなしていてえらかったです。今シーズンは、インフルエンザにかからないようにしようね。
○ 残り少ない小学校生活を十分楽しんでほしいです。そして笑顔で卒業式を迎えることができればいいと思います。
(糠沢小学校の教育目標)
(第3学期初日の掲示から・・・)
楽天球場と仮設住宅と・・・(糠沢学区の冬休み)
子どもたちは、冬休み7日目。残りが11日となりました。
糠沢の子どもたちをさがして、地区を巡回してみました。
しらさわグリーンパーク野球場には「楽天イーグルス球団初日本一おめでとう!東北に夢と希望をありがとう!」との横断幕がありました。糠沢地区も、楽天の優勝から間違いなく夢と希望をいただきました。
道路を挟んで石神応急仮設住宅があります。ここから糠沢小に2名の児童が通っています。
スマイルキッズパークにはたくさんの親子が来場していました。ほとんどが小学生以下の子どもたち。スウェーデンの砂場が人気のようです。
光が丘団地。糠沢小の3分の1の児童はここから通っています。寒くて人の姿がなかなか見えなかったのですが、公園でサッカーをしている6年生を見かけてなぜか安心しました。
2学期終業日の風景
本日の子どもたちのようすを紹介します。
突然の雪でびっくり!朝は雪かきで始まりました。
靴箱は長靴が並びました。フルマラソン完走者は、のべ280人になりました(児童数185人)。
たくさんの荷物をかかえて下校です。家庭・地域で楽しい冬休みをお過ごしください。
ありがとうをとどけよう運動(校内郵便)
糠沢小学校では、12月11日から12月20日までの期間、2年生が校内郵便局員となり「ありがとうをとどけよう運動」を行なっています。2年生は、9月に郡山郵便局を見学し、郵便のしくみを学習してきました。
校内にポストが3箇所あります。
はがきを書いたら、校内郵便局員が郵便番号をもとに区分け作業・日付スタンプ押し作業をします。
校内郵便局員が配達します。給食室のはがきが一番多かったです。
ND=未検出(給食食材の放射線測定)
学校給食の献立も、子どもたちの健康を考え、和食が多く取り入れられています。
また、毎日食材と完成品の放射線測定を行い、安全な食材で安全な給食を子どもたちと教職員に提供しています。
食材と完成品の放射線測定・・・この日の食材は「キャベツ」「焼き豆腐」「しらたき」です。食材の測定は、白沢地区(自校給食)4校で分担しています。
右の数値はセシウム134とセシウム137の合算値(ND=未検出)
献立は「ごはん、酢の物、すき焼き、りんご、牛乳」でした。
地域のクリスマス会(「ぬかざわ遊友クラブ」)
そこでは、希望するすべての子どもたちに対して、さまざまな体験活動や交流活動・学習活動を行なっています。参加している子どもたちにも保護者にも大好評です。
昨年12月、「ぬかざわ遊友クラブ」は、学校支援活動が学校・家庭・地域の連携協力の推進に多大な貢献があったとして、文部科学大臣賞を受賞しました。
昨日、今年最後の「ぬかざわ遊友クラブ」がありました。参加した55人の子どもたちは、5人のクラブの先生や友だちとふれあいながら、クリスマスカード作りや手品を楽しみました。次回は、平成26年1月16日です。
誰が参加しているか、どんな方法で帰るかが見てわかるようになっています。
まず、各自学校の宿題をやります。終わると、リラックス体操をします。
クリスマスカード作りをしました。子どもたちは55名。先生は5名です。
最後のサプライズは、サンタクロースの手品。おやつもいただきました。
学校支援バスで帰る子どもたちは、午後4時でさよならです。
ひとあし早いクリスマスカード(相模女子大学より)
一斉清掃が終わった子どもたちは、図書室前の掲示板で、ひとあし早いクリスマスカードを見て大喜びでした。
冬休みももうすぐです。。。
年末年始交通事故防止県民総ぐるみ運動始まる
年間スローガンは「思いやり 人も 車も 自転車も」
期間スローガンは「光ります ルールとマナーと反射材」です。
交通安全関係の皆さんのご支援ご指導により、子どもたちは安全に登下校できています。あわせて、児童会運営JRC委員会を中心としたあいさつ運動も日々がんばっています。
日没が早くなりますので、反射材活用やライト点灯をし、交通事故が起きないよう地域・家庭と連携、日々実践していきたいと思います。
地域の皆さんによる交通指導(交通量の多い糠沢の交差点)
児童会運営JRC委員会のあいさつ運動
シンボルツリー(松の剪定)
185名の子どもたちを毎日見守る松の木は、春になると桜の木に主役を奪われますが、夏になると木陰になり、冬になると「クリスマスツリー」にも見えます。
剪定は、「松の剪定の達人」にお願いいたしました。
松の剪定は、素人にはなかなか難しく「上から下へ」「奥から手前へ」が作業の原則のようです。職人の仕事は、素晴らしいの一言に尽きます。
シンボルツリーは身軽になって年を越すことができそうです。
掲揚塔の隣に立っているシンボルツリー(松の木)
「上から下へ」「奥から手前へ」と剪定が進んでいます
みんなのためにできること(児童会運営JRC委員会)
今日は、2学期最後の児童会活動の時間でした。
児童会運営JRC委員会は、みんなのために何ができるか考えました。
(1)全校生があいさつをかわせるように、あいさつ運動の標語を募集し、選んで掲示すること。
朝のあいさつ運動をすること。
(全校生から募集し、3つ選びました。東校舎と西校舎に掲示しました。)
(2)学校をきれいにすること。今日は、主に、お客さんが出入りする玄関の掃除とスリッパの掃除をしました。明日から個別懇談が始まります。これからもときどき行ないます。
『ふわふわ言葉』と『ちくちく言葉』(学級集団づくり)
11月24日の本宮市青少年健全育成推進大会で、白岩小の鈴木大雅くんの「最も身近な凶器」の発表にあったように、言葉は身近で簡単に使えるけれども、使い方を間違えると相手の心をズタズタに切り裂いてしまうものです。また、言語環境は大人や社会(学校・地域・家庭)にも責任があることも忘れてはいけません。
年度はじめの学級会議で、『ふわふわ言葉』(うれしかった言葉)と『ちくちく言葉』(悲しかった言葉)の話し合いを行ないました。
『ふわふわ言葉』はたくさん書き出されました。それは、大切な言葉とは何かがわかっているから。でもなかなか使えないものです。
反対に、『ちくちく言葉』はなかなか出てきません。それは、気が付かないで気軽に使っているからです。
『ふわふわ言葉』(教室の黒板の上の掲示)・・・「ありがとう」「よかったね」「すごいね」「やったね」「だいじょうぶ」「がんばったね」「じょうずだね」「やさしいね」「ドンマイ」「ずっといっしょだよ」「おうえんしてるよ」などの言葉が、毎日教室の子どもたちを見守っています。
「糠沢地区防災訓練」と「幼小合同避難訓練」
東日本大震災の体験・教訓を踏まえた防災教育の推進が課題となっています。
11月19日(火)、糠沢小学校では、南消防署職員を講師に招き、糠沢幼稚園との合同避難訓練を実施しました。
小学校と幼稚園の中間に位置する給食室からの出火を想定し、第二避難所である糠沢分館に避難しました。訓練は「通報訓練」「火災による避難訓練」「水消火器訓練」の3つ。幼稚園と連携しながら真剣に実施できました。
11月24日(日)、約200名が参加し糠沢地区合同防災訓練が行なわれました。
これは糠沢地域づくり協議会が主催し、共催が本宮市消防団第一分団、女性消防協力隊糠沢分隊、糠沢地区防犯協会、交通安全協会糠沢分会、日赤奉仕団糠沢分会、本宮市婦人会糠沢分会の6団体。南消防署の協力もいただきました。
訓練内容は、「心肺蘇生訓練・AED操作訓練」「炊出訓練」「避難訓練」「消火訓練」で、今回は特別に「煙体験」も実施しました。
災害はいつどこで起こるかわかりません。実際に、今年の8月5日の豪雨で糠沢地区は大きな被害を受けました。災害が起こったときに、学校や幼稚園として何をすればいいのか、地域として何をすればいいのいか、連携しながら防災知識を深めていきたいと思います。
【糠沢幼小合同避難訓練】・・・避難場所は、第二避難場所(糠沢分館)
【糠沢地区合同防災訓練】・・・糠沢地域づくり協議会が糠沢小を会場に毎年実施
神楽体験(高松神社太々神楽)
本宮市には古くから高松神社のほか、春日神社、浮島神社、和田神社、鹿島神社、長屋神社、荒井にそれぞれ「本宮市指定無形民族文化財」である太々神楽があり、保存会の皆様の努力によって次の世代へと引き継がれています。また、太々神楽は、元旦祭、春季例大祭、秋季例大祭に奉納されています。
今回は、保存会の皆様に、舞台を清める「大麻楽(おおあさがく)」、日本の起こりを演じる「太刀楽(たちがく)」、五穀豊穣を祈る「種蒔楽(たねまきがく)」の三種の神楽を演じていただきました。
そのあと、3年生の子どもたちは、お面を被ったり古い楽器の音色を楽しんだりして、地元糠沢の伝統芸能を味わいました。
☆140歳の誕生日(創立記念日)
教室で「
私の誕生祝いに、全校生と全職員に記念定規のプレゼントがありました。
外は、もう晩秋。落ち葉が日々増えてきました。
私の身体(敷地)は、除染作業で日々きれいになってきました。
150歳の誕生日が楽しみです
琴線に触れる(琴体験教室)
音楽科では、日本の楽器に関連した共通教材に、四年生では鑑賞教材「さくらさくら」(日本古謡)、六年生では鑑賞教材に「越天楽今様」(日本古謡)があります。
今回は、琴や尺八の音色に触れることにより、日本の伝統楽器・伝統音楽に親しむのがねらいです。
6名の講師の皆さんによる「春の海」「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」の演奏を鑑賞し、その後児童が琴で「さくらさくら」を1フレーズずつ体験しました。
さて、「心の琴線に触れる」という表現があります。
最近、「怒りの琴線に触れる」というような誤った使い方が増えているとのことです。
本来の「琴線に触れる」とは・・・『琴線』は物事に感動しやすい心を琴の糸に例えたもので、良いものや素晴らしいものに触れて感動することを表現します。
琴体験を通し、「心の琴線に触れる」ことも同時に少しは学べたようです。
「歌の力」(魂に響くコンサート)
音響担当の遊佐徹さん(成田屋)の演出も素晴らしく、本宮市のまゆみちゃんと郡山市のがくとくん・おんぷちゃんの演出も素晴らしく、子どもたちの目と耳と心を魅了しました。
橋本妙子さんが歌う「千の風になって」「もののけ姫」「Time to say goodbye」等の歌声は、心に響き、癒され、子どもたちは憧れながら聴き入っていました。
本物の歌の力は、その場で聴いて、その場でしか伝わらないのかもしれません。
雨と虹のフリー参観(ふくしま教育週間)
糠沢小学校は、10月26日の学習発表会に続き、11月7日「フリー参観」を開催しました。
今年の目玉は、「校内マラソン大会」。1年生2年生までは、いいコンディションで始まりましたが、天気予報通りの雨が落ちてきて、3年生から学年が上がるごとに雨が強くなってきました。そんな状況の中でも、子どもたちの力走と保護者の皆さんの応援で無事終了、3つの大会新記録樹立のおまけまでつきました。
校内マラソン大会が終わってからも、各学年の算数科、家庭科、図工科、理科の授業参観にたくさんの保護者のみなさんに足を運んでいただきました。
フリー参観の保護者の感想です。
「雨の中、子どもたちが一生懸命に走る姿を見てとても感動しました。先生方も子どもたちを一生懸命励ましているのを見て,本当にこの学校は素晴らしいと思いました。糠沢小学校のPTAとしてこの学校にいれて、とてもうれしく思います。とても素直で、ステキな子どもたち、先生方です! それから学習発表会での全体合唱、感動して涙が止まりませんでした。本当に校長先生がおっしゃっていたように『子どもは宝だ』と思います。」
フリー参観が終わる頃、雨の中のマラソン大会のご褒美なのか、二重の虹が学校の北東の空に出ていました。
スマイルキッズパーク・リニューアルオープン記念式典
11月2日(土)本宮市糠沢にある「スマイルキッズパーク」が小学生も楽しめるように規模を拡大し、リニューアルオープン式典が行われました。
糠沢小学校5・6年生は、オープニングセレモニーで鼓笛演奏、テープカットに参加させていただきました。本宮第一保育所の子どもたちも「白虎隊の舞」で参加しました。
式典後、早速、子どもたちは「アスリートエリア」で瞬発力・筋力・持久力を養う遊びに挑戦しました。
また本宮の名所が増えました。
みなさん、グリーンパーク野球場向かいの「スマイルキッズパーク」でどうぞお出かけください。
☆オープニングセレモニー☆
☆アスリートエリア☆
言葉の力 『夢の教室 萩原智子先生』
講師は、競泳のシドニー五輪代表の萩原智子先生でした。
前半は、仲間意識や目標達成に向け協力する姿勢や思いやりの精神を学び
後半は、萩原先生が夢を持つきっかけや夢を実現させるまでの努力を話していただきました。
萩原先生の話を聞き、同じ言葉でも夢を実現した人の言葉には深い意味と力強さがあると感じさせられました。
それは、ひとつひとつの言葉に一冊の本になるほどの挫折と成功と友情と努力の物語があるからです。
☆「ピンチをチャンスに変える」
☆「克己」
☆「覚悟」
☆「ライバル」
☆「優勝」
☆「笑顔の親善大使」
これらの言葉は、5年生30名の児童の心にしっかりと刻まれました。