本宮一中の日々
環境整備作業,お世話になりました
第1回環境整備作業ですが,5月22日(日)午前6時30分~7時30分に行われました。今回は1~3年生の保護者と生徒そして学校支援ボランティアの方々(小林俊春さん,木下知也さん,菊田一さん,斎藤満さん,国分勝広さん,渡辺幹夫さん)など,およそ260名にご協力いただきました。ありがとうございました。なお,第2回環境整備作業は,10月1日(土)になります。
「人間が一番努力できること」
先日、「コーチングの重要性」という講演を聴きました。「コーチ」という言葉の語源は「馬車」だそうです。「大切な人たちを目的地まで安全に確実に送り届けること」というのが、そもそもの意味だそうです。「馬車」がやがて「長距離客車」に変わり、「家庭教師」へ、そして「競技の指導者」へと変化してきました。「大切な人たち」を「子どもたち」や「選手たち」におきかえて言葉の意味が変化し、定着しているのでしょう。
戦前や終戦直後の日本のコーチは『命令・絶対服従型』でした。「自分はこれをやって成功したからおまえもこれをやれ」「はい」というものです。そこそこの選手は育つものの、それ以上の選手は育ちません。それは怒られるのが嫌でする練習で、結局は「指示待ち族」しか育たないからです。東京オリンピックの惨敗を機に『命令・絶対服従型』の指導からの転換が図られました。そして『質問・提案型』が主流となります。質問することにより、考えることが習慣となります。自分はどうしたいのか、それを実現するためにどうしたら良いのか等を考えることにより、「指示待ち族」とは違う選手が育つのです。講師は言いました。
「人間が一番努力できることは、自分で決めたこと。そしてそれを言葉にしたことだ。」
だから、教え込むのではなく、考えさせることが大切だというのです。そして今の主流は『質問・気づき・気づかせ・提案型』だそうです。質問することにより選手の考えや実態・課題等にコーチが気づき、必要なことを気づかせる。そのために提案を繰り返すというものです。そして、コーチは答えをわかっていても決して口にせずに、本人に気づかせるために提案を繰り返すのです。時間もかかるし忍耐も必要です。しかし、そのような過程を経て本人が気づき、決意したことだから100%の力で努力するのです。
「コーチ」を「親」や「教師」におきかえてみませんか。『命令・絶対服従型』は簡単ですが、限界があります。また、導く際に目線を下げて「叱る」という姿勢で臨むことの大切さも話されました。「怒る」のは感情であって、ストレス発散に過ぎないというのです。「叱る」のは理性であって、情熱・熱意で導くということです。『命令・絶対服従型』から『質問・気づき・気づかせ・提案型』への意識改革、いかがでしょうか。
明日21日、PTA環境整備作業を行います
コアティーチャー紹介
本校の本多英弥先生は,コアティーチャーとして,本校の2年生の数学だけでなく他校(火曜日:本宮まゆみ小,木曜日:白沢中) においても数学の指導を行っています。
「走姿心現」 いろいろな姿に、その人の心が現れます
ゴールデン・ウイークが幕を閉じました。生徒の「生活の記録」を見ていると、部活動の充実した様子と共に、家族のふれあいがたくさん記載されていました。すばらしいことだと思います。子どもの成長と共に、「親離れ」「反抗期」等のことが脳裏に浮かびますが、子どもは親や大人からの温かいふれあいを待っています。口答えや服装の乱れ等は、声をかけてもらいたいというアピールの一つであると言えるでしょう。ぜひ、お子さんの姿を見つめていただき、激励や賞賛、ねぎらいの言葉をかけていただきたいと思います。それが子どもの大きなエネルギーにつながります。
4年前の夏の甲子園大会は群馬県の前橋育英高校が優勝しました。前橋育英高校の座右の銘は「凡事徹底」です。遠隔地からの入学者が寮で生活していますが、寮生の全員が毎朝15分間、寮の周りをごみを拾いながら散歩します。「ごみを拾うのは一つの気づき。野球でも相手の変化に気づくことができる」ことがねらいです。選手も「いつもと同じ生活ができて、気持ちが穏やかになって、それが甲子園でのプレーにもつながった」と話しています。「凡事徹底」は前橋育英高校の優勝により人々に浸透し、今年の本宮一中生徒会のスローガンになりました。
先日、県北地区の高校野球を見に行きました。教え子や他の中学校を卒業した生徒がどのように成長しているのか、とても楽しみにしていて、都合がつけばできるだけ球場に足を運んでいます。ある高校の保護者がそろいのTシャツで応援していましたが、その背中には「走姿心現」とプリントされていました。「走る姿に心が現れる」という意味なのでしょう。辞書には載っていないでしょうが、深い言葉だと思いました。前向きな気持ちで活動しているときと、嫌々活動しているときの態度は全然違うと思います。かつて勤務した学校の女子バレー部が全国大会に出場しましたが、部員は帰りの学活が終わると体育館まで走って移動していました。少しでも活動時間を長くしたいという気持ちの現れでしょうし、テンションを高くして練習に取り組みたいという気持ちの現れだと思います。重い足取りで活動場所まで移動するのとは大きな違いがあります。
これは「走る」姿だけではないと思います。毎日の生活のあらゆる姿に、その人の心が現れているのではないでしょうか。ひたむきな姿に感動するのは、表面だけでなく、その人の内面から輝く美しさに心が動かされるのです。だから周囲の人も、その人のために何とかしたいという思いを抱くようになるのです。授業中も瞳を輝かせて、たくさんのことを身につけようという姿勢の生徒と、ひじの上にあごが載っている生徒との間には雲泥の差があります。このことを意識して、今後の中学生としての生活を充実させて、豊かな人生を歩んでほしいと思います。
県北中体連陸上競技【2日間の主な結果】
県北地区中体連陸上競技が、5月16日(火)・17日(水)、福島市のとうほうみんなのスタジアムで行われました。本校生徒の入賞は【下記】の通りです。
(1)男子の部
・1年100M:箭内気吹(1年)5位【県大会出場】
・共通棒高跳:官野直瑠(3年)5位【県大会出場】
・共通400M:大野悟(3年)8位
・共通3000M:桑島光生(3年)6位【県大会出場】
・1・2年4☓100MR:4位【県大会出場】
(2)女子の部
・2年100M:三瓶梨華(2年)8位
・共通200M:佐藤愛華(3年)6位【県大会出場】
・2・3年1500M:斉藤葵(3年)5位【県大会出場】
・共通4☓100MR:8位
県北中体連陸上大会2日目~今日も元気に出発~
県北中体連陸上競技【1日目の主な結果】
(1)男子の部
○1年100M:箭内気吹(1年)5位 【県大会出場】
○共通棒高跳:官野直瑠(3年)5位 【県大会出場】
○共通400M:大野悟(3年)決勝進出
○1・2年4☓100MR決勝進出
(2)女子の部
○2・3年1500M:斉藤葵(3年)決勝進出
○共通4☓100MR決勝進出
中間テストが近づいてきました
中学校で初めての定期テスト。1学期中間テストは5月19日(金)に行われます。毎日の授業の成果を確かめる非常に重要な機会です。準備は計画通りに進んでいるでしょうか。テストの結果は、保護者の皆さまも期待(心配?)されていることでしょう。
これまで部活動に頑張るあまり、なかなか勉強する時間がとれなかったはずです。部活動が休みになる16日(火)から、部活動に注いだ力も勉強に使えますね。ただし、3日間で間に合うかどうかは、それまでの勉強次第です。自分の立てた計画表に沿って、毎日努力することが絶対条件です。疲れていてもできるところまで頑張る気持ちが大切です。
県北中体連陸上~午前6時出発~
県北地区中体連陸上競技大会が、本日5月16日(火)と明日17日(水)に、とうほうみんなのスタジアムで行われます。本校からは、選手と補助役員あわせ46名が参加しします。5時50分に、本校体育館前に集合し、校長先生へあいさつ後、6時に出発しました。大会での健闘を祈ります。なお、大会の主な結果については、HPまたは学校だよりでお知らせします。
本日、「Q-U」を行います
校舎の外風景
思春期教室~3年生対象に開催~
第3学年通信「JUMP」(平成29年5月12日発行)から
先月4月28日(金)、授業参観の時に本宮市保健課主催により思春期教室が実施されました。講師には、郡山市にある桜井産婦人科医院の医院長である桜井秀(しげる)先生をお招きし、1時間にわたり映像を交えご講話を頂きました。「性や男女交際の問題」を通して、「命の大切さ」「人間の生き方」等を多岐にわたりお話して頂きました。
来週中体連県北陸上~本日壮行会~
各学年から、毎週、学年通信発行
1学年通信「One for All、All for One」
2学年通信「スクラム」
3学年通信「JUMP」
運動部、各種大会で好成績~野球、バレー優勝など~
■第25回安達地方体育協会長杯争奪中学生野球大会 優勝
【関連記事】福島中央新報(4月21日発行)
■第47回安達地方ジュニアバレーボール大会 優勝
【関連記事】福島中央新報(5月12日発行)
■第32回安達地方卓球大会
中学男子団体 優勝
中学3年男子シングルス 第3位(遠藤隆成,本多和真)
中学生以下女子ダブルス 第3位(白倉真優,大槻優)
■第10回水月杯・第30回二本松中学サッカーフェスティバル
第2位
優秀選手賞(田中佑磨)
■第10回春季県北地区中学生バレーボール選手権大会 第3位