輝け!いわねっ子
【岩根小】クリスマスバージョンに衣替え ~読書活動の充実を目指して~
12月8日 図書室は月ごとに掲示が替わっています。本校の図書室は、児童数に比べるとたいへん小さいのですが、少しでも子どもたちに足を運んでもらおうと、図書館司書の先生や図書ボランティアの方にご尽力いただいているところです。12月はクリスマスバージョンに衣替えです。
丁寧につくられた掲示が、図書室に花を添えていました。
掲示物は、4年生が国語科の学習で作成した「本のポップ」です。人を引きつけるフレーズを使っていて、本の内容もしっかり捉えていることが伝わってきました。
先月、学校評価に係る保護者アンケートをいただきましたが、そこでは「読書にもっと取り組ませたい」というメッセージが読み取れました。児童評価を見てみると、昨年度より本に親しんでいる児童が増えているという結果が出ています。
今年度の「学校経営・運営ビジョン」にも掲げましたが、読書活動の充実は、学力向上と共に心の教育にもつながっていくと考えています。今後も読書の機会を積極的に設けたり、子どもたちに働きかけたりしながら、読書活動の充実に努め、本好きな子どもを多く育てていきます。
【岩根小】協力して調理(6年)
12月18日 6年生が家庭科で調理実習に取り組んでいました。メニューはジャガイモとベーコン、タマネギの炒め物です。
なかなかの包丁さばき。
班で協力して作っていました。
火加減を調整しながら炒めます。
洗い物も班で協力して行っていました。
【岩根小】「凍る」を発見
12月18日 昨日から一気に寒さが厳しくなりました。朝の校庭もうっすら雪化粧。
大人にとっては、何かと頭を悩ませる雪ですが、子どもたちにとっては天からのプレゼント。いつもと違う光景に目を輝かせます。
「氷の字になってる!」
この「子ども表現」を理解するには、直接、話を聞くのが一番。
なるほど、日時計に刻まれた文字が、凍って見えなくなっているということのようです。この出あいが「凍る」という現象を体感することにもつながっていきます。
子どもたちの日常は、発見にあふれていますね。
【岩根小】後姿を見せる、後姿に学ぶ(4・5年)
12月13日 体育館に4・5年生が集まっていました。次年度に向けて鼓笛のオーディションが始まるのですが、今日は5年生が4年生にお手本を見せていました。
実際に太鼓を持ってもらって、たたき方を教えていました。
楽譜を見ながら、シンバルを打つタイミングを教えていました。
手取り足取り、リングバトンを教えています。
教え方も上手なのですが、積極的に関わっていくところに最高学年への意識を感じます。
5年生が踊る姿を見ながら、一生懸命に振付を覚える4年生。
ポンポンの振り付けも丁寧に教えていました。
堂々とした演奏と共に、凛とした立ち姿も伝えます。
真剣に話を聞く姿にも成長を感じます。人への敬意です。
後姿を見せる5年生、後姿に学ぶ4年生でした。
【岩根小】書写と感謝(6年)
12月13日 今日もゲストティーチャーの先生にお越しいただきました。書写・毛筆「書きぞめ」をご指導いただきました。ゲストティーチャーは、今日も一人一人に丁寧にアドバイスをしてくださいました。
6年生は集中力が違います。一画一画、お手本をしっかり見ながら書いていました。
アドバイスを受けて、一気に字形が整いました。子どもの成長力に驚かされます。
ゲストティーチャーは、一瞬でその子の課題を見抜き、端的に分かりやすく伝えています。達人が秘孔を突くがごとしです。
充実した時間はあっという間に過ぎ、最後にゲストティーチャーからアドバイスをいただきました。
「うまくなるには、まずは練習しかない。そして、集中して取り組めば、ある日、ぐっと伸びる時が来る。がんばってください。」
みんな真剣に聞いていました。ここも6年生のいいところ。礼節を感じます。
今日、一番うれしかったのはここかな。最後にお礼を伝えるときです。
「ぼくやります。」
「私もやります。」
そう言って前に出てくる子がいました。
「最初はうまく書けるか心配だったけれど、アドバイスをもらってどんどん上手になりました。わかりやすかったです。ありがとうございました。」
自分で考えて自分で話す。最近、子どもたちのワンセンテンスが長くなっているようにも感じます。
そして最後に、感謝を伝えて頭を下げました。ここまで、すべて自分たちで考えて動く6年生。中学生の香りを感じました。
「人」に教えていただき、「人」に学び、「人」に感謝をする6年生。これからも「いわねっ子ふるさと学習」を大切にしていきます。